【ファジアーノ岡山をJ1昇格へ導きけるか?】期限付き移籍 早川隼平
2024/5/8に浦和レッズからファジアーノ岡山に期限付き移籍をした早川隼平選手。移籍した岡山サポは早川が年齢や出身、どのようなプレースタイルをよく知らない方が多いいと思います。そこで昨年の全60試合フルタイム(Jリーグ、ルヴァン、天皇杯、ACL、CWC)を見た浦和サポが早川隼平についてまとめてみました。
ファジアーノ岡山のサポーターやこれから対戦するJリーグのサポーターに向けた記事となります。
早川隼平とは…
- 生年月日: 2005/12/5→2028年ロサンゼルス五輪世代
- 年齢: 18歳(2024年で19歳)
- 身長: 163cm
- 埼玉県出身
- ポジション: MF(2列目ならどこでもプレー可能)
- プレースタイル: 香川真司っぽい
クラブ遍歴
トップチームに出場し始めたあたりから紹介していきます。
浦和レッズユース時代
2023/4/5 ルヴァンカップ、川崎フロンターレ戦
途中出場を果たして、プロデビュー。2023年のルヴァンのルール上で21歳以下の選手をスタメンに入れないといけない規定もあった。また、この試合のスタメンには、日本代表の鈴木彩艶。この試合を皮切りに徐々に試合に絡み始めた。
2023/4/19 ルヴァンカップ、湘南ベルマーレ戦
プロ初先発、初ゴールを埼スタで果たす。この時から4-2-3-1の2列目の中央でのプレーがとても美味かった。試合前には、ホセ・カンテと会話しているのがとても印象的。
2023/4/30 ACL Final 1st leg(アウェイ) アルヒラル戦
17歳の高校3年生が81分から出場を果たす。50881人の観客で大アウェイ、圧倒的な強者【アルヒラル】(ネイマールやクリバリ、ルーベン・ネヴェスの移籍前)。ボールタッチはほとんどできなかったが、これだけの経験を17歳で体感して、1週間後、アジアを取った。
2023/8/10 浦和レッズとA契約を締結
浦和レッズユースからトップチームに昇格するのは、とても難しいです。過去五年間のユースからトップチームに昇格した選手は以下の表です。
年 | 選手名 |
2023 | 早川隼平 (1人) |
2022 | 堀内陽太 (1人) |
2021 | 工藤孝太 (1人) |
2020 | 福島竜弥 (1人) |
2019 | 鈴木彩艶 (1人) |
表を見て頂けたらわかるように昇格できる選手は、ほんとに数少ないです。(伊藤敦樹は流通経済大学に進学し、戻ってきました。)
浦和レッズ
2023/11 ルヴァンカップでのニューヒーロー賞に選出
歴代のニューヒーロー賞を獲得した浦和レッズ選手は、坪井、田中達也、長谷部、原口、鈴木彩艶。その後に日本代表に選出された選手、日本代表の最高キャプテンから現在の代表守護神までと、出世コースです。
2024 U-19日本代表に選出(U-16、17、18に参加経験も有り)
2024/5 ファジアーノ岡山に期限付き移籍
私が考える移籍の理由としては、浦和レッズでは、4-3-3のフォーメーションで早川が1番輝くトップ下がないです。また、中盤の3枚ではアンカーにスウェーデン代表のグスタフソン、IHには日本代表歴のある伊藤敦樹や大久保、安居、中島翔哉(ここ3試合は前線の左)、岩尾憲、渡邊凌磨、小泉など、競争が激しく、プレー時間を確保できていない現状がありました。そのため、ファジアーノ岡山に期限付き移籍したと思います。
プレースタイル
- 香川真司に似てプレー。
- 2列目ならどこでもプレーできる。ライン間で受けるのが上手な印象があるのでトップ下かシャドーでより相手に脅威を与えれると思います。
- ドリブルよし、ゴール意識は高い
- 浦和ユース育ちなのでかなりハートは強く、アツイ💪(例: 橋岡や荻原、原口、関根)
エピソード
浦和ユースのプレミアリーグ(ユース世代のトップカテゴリー)への昇格がかかった試合に早川自身はトップチームへ帯同するため、試合に出場やユースチームの昇格は叶いませんでした。しかし、帯同できないことについて、インタビュー質問された際には「昇格できたらチームメイトにご飯をご馳走する」と答える程、チームメイトが好きだったみたいですね。
最後に、
浦和サポ、みんな早川隼平の相手ゴールに迫るプレーが大好きです。